代表挨拶
 
神奈川労働相談ネットワーク代表就任のご挨拶
 
 昨年12月の総会において、20年間にわたり、初代代表を務めてこられた鵜飼良昭弁護士(神奈川総合法律事務所)から、代表の職責を受け継ぐこととなりました。鵜飼良昭先生が、労働者のためのワンストップサービスの一環として立ち上げられたこのネットワークをより一層充実させて所存ですので、よろしくお願い致します。
 また、今年1月から事務所もこれまでの駐労会館から関内駅南口より徒歩3分の至近な場所に移転し、みなさまにより一層ご利用いただけるものと思います。
さらに、新事務局長には、日本労働弁護団事務局次長の山岡遥平弁護士(神奈川総合法律事務所)が就任し、課題であったIT化など、新たなネットワーク活性化に取り組んでいただいております。
そして、労働者が裁判闘争をする際に、代理人弁護士の着手金を立て替えてお支払いする「非正規労働者等支援基金」もよりご利用しやすいように工夫しました。これまでどおり、敗訴の場合に立替金の返却は求めないだけではなく、勝った場合であっても50万円未満の少額勝訴の場合には、立替金の一部につき返却を免除する仕組みも設けました。
「働き方改革」が実施段階に入るなど激動の労働環境のもと、闘う労働者のため奮闘する所存ですので、これからもよろしくお願いいたします。
 

 2019年4月1日
弁護士 井 上  啓     

    
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